今週の後半も、「海と日本プロジェクト in 沖縄県」の出前授業。

 14日は名護市の松田小学校。校長先生は、Nの大学の時の同級生です。
今日は台風の影響で、残念ながら移動水族館はお休みとなりました。
その代わりに、海の漂着物についてのお話をしました。

 対象は5・6年生で、前半は沖縄の海と生き物についてのお話です。
人数も少ないし、みんなとても落ち着いて聞いてくれて、
とっても話しやすかったですよ。

 休憩時間に机を組み直して、後半は浜辺の漂着物のお話。
実際に浜辺に行って漂着物を拾ってくると楽しいのですが、
今回はあらかじめ浜辺で拾ってあった、植物のタネ、
軽石、漁具、ペットボトル、コウイカの甲、ウミガメの骨などなど、
浜辺でよく見かける物を使いました。

 漂着物が動物なのか植物なのか、海の物なのか陸の物なのか、
人工物か鉱物か、グループでちょっと考えてもらいます。
そして、各自で気になるものを選んだら、ワークシートに沿って
それが何なのか、どこから来たのか…など、自由に考えてもらいました。

 増え続ける海ごみの問題についてスライドで説明したあとで、
気づいたことや、感想を書いてもらいました。

 おしゃべりもなく、みんな集中して、一気に書いています。
短時間で書いてもらった数行の文ですが、
文章や内容はとてもしっかりしていて、
読書がしっかりと身についていることがわかります。

 今度海に行ったら、海辺の漂着物を探してみてね。