不動産屋さんに相談して屋上に断熱塗料を塗ってから、ほぼ1ヶ月が経ちました。

 琉球新報 Style の記事にも書きましたが、
日差しの強い真昼でも、部屋の中では天井から炙られる感じがなくなり、
頭がぼ〜っとすることもなく、エアコンの効きは劇的に良くなりました。
 例えば、最も暑いお昼過ぎでも、エアコンの温度を28度、
風量を弱に設定してあれば、室内の気温は30度未満に維持されています。
これで扇風機を動かせば、空気が乾燥しているので十分にヒンヤリと涼しく感じます。

 外出しなければ、8月に入って涼しくなったのかな?と勘違いするほどですが、
今年の8月の暑さは観測開始以降最高!との記事
今朝の琉球新報に載っていたので、断熱塗料の効果は確かなようです。
ちなみにキッチンの水道からは、屋上のタンクでお湯のように温まった水が出ますから、
屋上の日差しは相変わらず強いことがわかります。

 さすがに、大きな窓から西日が差し込む時間になると部屋の中が暑くなるので、
夕方は断熱・遮光のカーテンを閉めるようにしています。
 カーテンを閉めておくと、部屋の空気の冷たさがさらに持続するようで、
夜に寝るまでエアコンをつけておけば、寝ている間は扇風機をゆるく回すだけで、

夜中にエアコンを使う必要がなくなりました。
 断熱塗料を塗る前は、夜中にエアコンが切れると暑くて30分ほどで目が覚め、
夜中に何度もエアコンの温度やタイマーの設定を行って寝不足気味でした。
でも今は、あの寝苦しさから解放されました。

 ちなみに、真っ白い断熱塗料は屋上で「光」をずいぶん反射しているはず。
つまり、屋上で「光」が「熱(赤外線)」に変換される量が減り、
屋上から大気中に放射される赤外線量もその分減っているはずです。
その結果、大気中の温室効果ガスが熱を溜め込む量も減ることになります。
熱ではなく光の状態で大気中(そしてその先にある宇宙空間)に
反射することは、地球温暖化に対する効果が大きいような気がします。

 みんなが無駄なエアコンを使う必要がなくなれば、
余計な電気も使わなくて済みますから、
発電時に出る温室効果ガス(二酸化炭素)の排出量も
少しは減るのではないでしょうか?

そんなわけで、快適な暮らしのためにも、地球温暖化対策のためにも、
屋上断熱塗装、いかがですか?