• 私だけがポイ捨てをしなくなっても、環境には何の影響も出ないと思う。なので、私の周りにポイ捨てをしないことを呼びかけていき、それが全世界に広がることを祈る。私自身、ボランティアでごみ拾いプロジェクトに参加し、そこで痛感したものを私の周りに広めていく事で、確実に同じく痛感する人はいると思うので、そこから広めていく事こそ一番の近道ではないかと思う。

• 誰でも参加しやすい(ごみ拾い等の)ボランティア団体を作るべきだと思う。現在のボランティア団体は、どこでやっているかもわからない。街に貼ってあるポスターやチラシは、誰も見ないと思う。もっとアピールすべきだと思う。例えばテレビのCMや、インターネットの広告。そして、文字だけでは何を行っているかわからなくて不安になるため、ボランティアを行って楽しんでいる写真を貼る必要があると思う。今は「那覇市の公式サイト」からボランティア活動を探せるが、誰もわざわざ公式サイトを見ないと思う。

• 正直、私もこの講義を受講するまで、環境に対してはよその国で起きている問題で、自分には関係のないことだと思っていた。しかし、私たちの身近な沖縄ですら、このように大きく環境問題の影響を受けていることを実感し、少なからず私自身にも責任があるように思えてきた。今、私に出来ることは何なのかを考えたとき、大きなことは考えられない。しかし、普段の生活からごみを出さない、節水、節電など、小さなことでも出来ることは数多く見つけられた。小さな事を一人一人が考え、取り組むことによって、沖縄県の人口の百万人以上のアイデアが生まれ、百万倍環境を良くしていけると思う。私はたまたまこの事に気づく事ができたが、今後は、教育や法律、メディアの中にも、環境のことをさらに組み込んでいく必要があると思う。目先の事だけにとらわれず、今、何がおきているのかを知ることが重要だと感じる。知らない、関係無いことと思うことが一番怖いことで、最悪の結末を常に考え、自然とうまく付き合う方法を見つけていかなければならないと思う。
 (中略)しかし、環境を壊してまで沖縄の(観光の)魅力を伝えようとしても、それは本当の沖縄の魅力ではないと思う。人口が増え、物が増えることはしょうがないことだろうが、環境や自然は、人間の都合で破壊されていいものではない。今一度、これから沖縄の環境について見つめ直して、私にできる環境保護というものを考えていきたい。

• 環境問題を考える際、様々な立場の人達と話し合わなければならない。立場が違うと、互いの主張がぶつかることもある。そのような場面では、互いに合意形成を試みることが重要である。自分の意見を一方的に主張するのではなく、相手の意見も聞き入れた上で、互いが納得するような、良い解決策を考えていく必要がある。私は、これからの環境問題を考えていく上で、様々な人たちの意見や主張を聞きたいと考えている。その際には、自分の意見をしっかりと主張できることや、感情的にならず、相手との合意形成を試みることを重視していきたい。これからも、話し合うことを大切にして、環境問題を考えたい。