28日は、サンゴの村フェスタを少し早く抜け出して、19時〜21時まで、漫湖水鳥・湿地センターで「2018漫湖みんなでラボ」の2日めの講師。

 今日は、カニの子供はプランクトンであること、プランクトンとは何か、なんてところをざっくりと説明してから、カニのプランクトン幼生を集めるための、ライトトラップを仕掛けに行きました。

 トラップをしかけたら、カニ・エビ・ヤドカリ・サカナなど、身近な生き物のプランクトン幼生はどんな形をしているか簡単に説明して、チリメンモンスターを使って、実物を見てもらいました。チリメンの中に混ざったゾエアやメガロパ、イカやタコ、珍しい生き物を見つけてみんな大喜び。保護者の方々の分も用意してもらい、みんなでプランクトン探しを行いました。

 この後、カニが脱皮して成長する話とかをおこなってから、いよいよ、ライトトラップに集まったプランクトン幼生を捕まえに行きます。

 暗いので写真はありませんが、ライトの周りは煙ったようにプランクトンが集まり、金魚網の一掬いでごっそりとれました。これを室内に持ち帰り、小型の顕微鏡を使って、生きているゾエアやメガロパを観察。ちりめんの中に混ざっている、乾燥して赤くなったのとは全然ちがい、透明で、心臓が動くのも見えます!

 ひとしきり観察したところで、今日のラボは終了。次回の宿題を出してから、解散となりました。
次回は、木道から、カニ達の分布や行動を観察します。