漫湖を見に行った夜は、2人でカーミージーへ。

今年最後の、夜中の干潮時の 定点調査 です。

街はクリスマス前で何となくにぎやかだけれども、

海は静かにいつも通り。

小雨が何とか止んでくれて、助かりました。

 

岩の窪みに、モクズショイ。

分かるかな?カニですカニ?4seiza04.gif

体に、カイメンやら海藻やらをくっつけてカモフラージュしています。

 

アーサが鮮やかに生えてきていました。シーズンももうすぐかな。

 

ケヤリムシの仲間。ヒメホンケヤリムシ? 追記:← どうやらホンケヤリムシみたい。

 

水中にカメラを沈めて接写…鳥の羽のような美しい鰓冠がばっちり。

 

スズメダイの仲間。潮だまりに取り残されていました。

寒くて体が動かず、あんまり逃げられなかったみたい。

 

トゲアナエビは夜も起きてます。

 

サメハダヒメガザミ、昼間は白いけれども夜は赤い。

 

ニシキウズは夜行性なのでお散歩中。

 

で、冬の夜の定番、タツナミガイ。

でも、いつもどう撮っても、何だか分からないモノにしか写らないんです。

左下が、前。顔のある方。アイロンのようなかっこうです。

いじめたりふんづけると、紫の汁を出しますよ?!

 

とりあえず、今年の調査は無事終了。

橋桁の工事が進んで、カノコガイのポイントに行けなくなったのが残念。

海岸の湧水のある、ごくごく狭い範囲にしか見られない巻貝たち。

何とか生き延びて、元気でいてほしい…