<トゲクリイロナマコの放精>
 
2009年4月11日(土)15:30ごろ
沖縄島北部東海岸の海草藻場にて
 
いつもは半ば砂に埋もれているトゲクリイロナマコが、
体を高く持ち上げて、頭の方から白い煙を吐き出しています。
放精です。
 
ナマコは口の上側に、生殖口という精子や卵を放出する場所があり、
白い煙のようなものは精子です。
 
ちょうど2日前が満月。
春から夏にかけての満月の前後は、海の生き物たちの繁殖シーズン。
海に出かけたら、生き物たちの様子を観察してみてくださいね。
しかたに自然案内